船橋支部の例会で、2局を撮らせてもらいました
9月19日の土曜日、日本将棋連盟 船橋支部の例会にお邪魔しました。会場は船橋の東部公民館です。対局の横にスマホを置かせてもらって、コマドリで棋譜にできるかを試す実験です。
メール1通から
船橋支部とは、それまで何のご縁もありませんでした。支部の活動を見て、9月1日の朝に「例会で棋譜の自動記録の実験をさせてもらえませんか」とメールを送ったところ、20分ほどで支部の方からお返事が来ました。直近の例会が9月19日なので、そこでどうですか、と。
条件は1つだけでした。対局している方の顔が映らないように、映るならモザイクをかけてください。コマドリは盤の横から盤を撮るので、もともと顔は入りにくい撮り方です。それでも、置く位置には気をつけました。
当日は電車の乗り継ぎに失敗して、着いたのは12時半ごろでした。例会はもう始まっていて、進行中にバタバタと準備をすることになってしまいました。すみませんでした。
撮った2局
撮らせてもらった対局は2局です。どちらも平手で、スマホの中だけで読む「梅」で記録しました。
- 34分・77手の局
- 30分・96手の局
持ち帰ってから、2局とも録画を1コマずつ見直して、正解の棋譜を起こしました。そのうえで、アプリがその場で出した棋譜と突き合わせています。
そのまま棋譜になった局
30分・96手の局は、アプリがその場で出した棋譜が、最初から最後まで映像どおりでした。直すところはありませんでした。
30分、盤の横に置いたまま、一度も触らずにこれが残ったのは、正直うれしかったです。
途中で手を落とした局
34分・77手の局は、途中までは合っていたのですが、終盤で何手か続けて落としていました。落とした手のあとも、出てきた手そのものは正しい。ただ、あいだの手が抜けているので、そこから先手と後手がずれて、棋譜としては成り立たなくなっていました。
映像を見ると、落としたのは、持ち駒を打つ手と、取って取り返す手が速く続いたところです。駒が置かれてから次の手までの時間が短いと、スマホの中だけで読む梅では追いつかないことがある。これは高島平でも行橋でも見た形です。
コマドリにはもう1つ、「竹」という記録のしかたがあります。対局中は梅と同じように読みながら、止めたあとに録画をまるごとサーバーで読み直して、棋譜を仕上げます。こういう速い区間は、あとから録画を頭から読み直したほうが拾えることがあります。1.4.1 から、まだ記録のしかたを選んでいない方は竹で始まるようにしたのは、このためです。
そのあと
支部の方には、翌日にお礼と、X に書く文を見てもらいました。「うまくいく点、うまくいかない点が見えてきました。また改善していきます」という短い文です。「大丈夫です」とお返事をいただきました。
この2局は、正解の棋譜を付けて、アプリを直すたびに流し直す試験の材料に入れました。例会の本物の対局に正解が付いているのは、とても助かります。
撮影を受け入れてくださった船橋支部の皆さん、ありがとうございました。
大会や将棋教室、支部の例会で「対局を棋譜に残してみたい」という方がいらっしゃいましたら、お声がけください。連絡先: nkkumaservice@gmail.com