戸田の「棋力向上委員会」で、盤を浅い角度から撮って分かったこと
9月20日の日曜日、埼玉県戸田市の「棋力向上委員会」にお邪魔しました。日本将棋連盟 戸田支部の支部長、大坊和美さんにお声がけいただいて、対局の横でコマドリを動かさせてもらいました。朝9時から13時まで。戸田公園駅の改札で待ち合わせて、大坊さんが車で迎えに来てくださいました。
きっかけは高島平
大坊さんとは、8月23日に高島平将棋クラブで6局を撮った日にお会いしました。わざわざ高島平まで見に来てくださって、翌朝には「手持ちの iPhone で使ってみたいので、アプリの名前を教えてほしい」「スタンドも同じものが見つからない」とメールをいただきました。
アプリが見つからなかったのは当然で、ストアでは「えぬっくま」ではなく「コマドリ」という名前で出しています。ここは完全にこちらの説明不足でした。
撮った1局
録画が残っているのは、14分・85手の平手の1局です。スマホは盤の横に置いて、盤は画面の中で横向きに写っています。

盤が浅く写ると、奥の升が揺れる
この局は、アプリがその場で出した棋譜が、終盤で何手か抜けていました。抜けた手のあとも、出てきた手そのものは正しいのですが、あいだが抜けたせいで先手と後手がずれて、棋譜としては成り立たなくなっていました。
持ち帰って録画を1コマずつ見直すと、盤を浅い角度で見ていたことが分かりました。そうなると、カメラから遠い側の升は駒が小さく、つぶれて写ります。見直しのときに読ませてみても、遠い側の駒は読みが揺れて、飛車を香や歩と読み違えるところがありました。取って取り返す手が2秒ほどで終わる場面もあって、手の直後のコマが少なかったのも重なっています。
スマホと盤の置き方には、スタンドを盤から離しすぎると、盤を見下ろす角度が浅くなりすぎて、奥の駒が読みにくくなる、と書いています。この局は、その見本のような1局でした。
詰将棋
コマドリとは関係ないのですが、会場には詰将棋も用意されていて、これを考えるのが楽しかったです。あと一手がどうしても思いつかず、詰ませきれずにいたところ、「そこ、あと一手」と教えてもらって、ようやく詰ませられました。すっきりしました。
そのあと
翌日、大坊さんからお礼のメールをいただきました。「アンドロイド版の公開も、楽しみにしております」とのことでした。Android 版は、Google Play で公開する準備を進めています。
この1局も、正解の棋譜を付けて、アプリを直すたびに流し直す試験の材料に入れました。
大坊さんのおすすめで、YouTube の下前将棋ウォーズもご紹介します。
撮影と実演を受け入れてくださった棋力向上委員会の皆さん、ありがとうございました。
大会や将棋教室で「対局を棋譜に残したい」という方がいらっしゃいましたら、お声がけください。連絡先: nkkumaservice@gmail.com